Oct 20, 2008 06:54
15 yrs ago
English term

a style

English to Japanese Art/Literary Music Classical Music
Translating from English to Japanese, and would like to know how should I treat "a" with or without in the following:
He mentioned that he wanted his orchestra to have, not "a style" but "style."

"a style" : 様式 youshiki / "style" : 気品 kihin
was my first thought, but is it opposite?

Discussion

Minoru Kuwahara Oct 21, 2008:
yumom さんご提示のリンクを拝見して、翻訳者の人が「独自のスタイルを備えるべきだが「唯一の」スタイルであってはならない」といっている意味は、1つの具体的なスタイルにこだわることなく個性を持ったスタイルを出す、もっと言えば多様な活動という柔軟性を備えた方向を志向するというニュアンスもあるのではないかと思えてきました。‐
Minoru Kuwahara Oct 21, 2008:
本当に "気品" が問題なのであれば、elegance、dignity、attractive touch ~ などもっと具体な表現になるのではないかとも思うのですが、筆者次第ということもあり難しいです。なにやら勝手に色々書きましたが、情報としてお役に立てば、と。‐
Minoru Kuwahara Oct 21, 2008:
のは、多くの指揮者やソリストを招いて録音を中心に活動するために創設したかったというレッグの思惑が背景にあり、カラヤンはレッグのそういう目的に賛同する指揮者として好適であったようです。この style はあいまいですが、抽象名詞的に解釈すれば自然なような気がします。交響曲、協奏曲などの曲形式なのか、指揮者やソリストの演奏様式なのか判然としませんが、おそらくそれらを含めて言っているのかも知れません。してみると、"様式" に対して "気品" というのもどうもしっくりこない感じがします。
Minoru Kuwahara Oct 21, 2008:
ご説明拝見しました。要は "a style" に対して何故無冠詞の "style" なのかですが、なかなか難しい点なのではないかと思います。ウィキのウォルター・レッグの項に「レッグの主目的はEMIの製作するレコードのためのオーケストラを作ることにあった。(中略)設立当初からヨーロッパ大陸(特に敗戦国ドイツ、イタリア)からの指揮者、独奏者を招いての公演・録音を盛んに行ったことが、フィルハーモニア管を他のオーケストラに対して特徴付けている点だった。」とあります。してみるとそこで style と言っている
kyoppi (asker) Oct 21, 2008:
説明です 前後の文脈を言うと、ある1940年代にある創設者がオーケストラを創設した説明から続いています。すでにウィーン、ベルリンなど有名オーケストラが存在する中、自分の理想の音を実現させるオーケストラにするために、指揮者を誰にするか、というところにつながります。

原文:When Walter Legge founded the Philharmonia Orchestra in London in 1945, he said he wanted his orchestra to have, not “a style” but “style”. Karajan was the perfect conductor to help impart this ideal.

訳案:ウォルター・レッグが1945年にロンドンでフィルハーモニア交響楽団を創立した時、彼は自分のオーケストラに必要なのは“様式”ではなく“気品”だと述べた。カラヤンはこの理想を伝えるに最適な指揮者だった。
Minoru Kuwahara Oct 21, 2008:
お手持ちの文脈の前ではどのようなことを言っていますか?直観的には、"1つの限られた演奏様式ではなくどの時代(はたまた場合によってはジャンル)にも通ずる様式を持つオケにしたい" ということなのだと思われますが、、、。「様式」というのはこの場合オケの演奏についてでしょうから「スタイル」と言い換えて問題ないとは思います。‐

Proposed translations

+1
18 hrs
Selected

特定の型にはまらずに、気品を持って

冠詞のかんじは私もなかなかつかめませんのでここは英語がネイティブの人にコメントしてもらいたいところです。可算名詞と不可算名詞のstyleについては、例えば辞書にはこうあります。
可算名詞:The style of something is the general way in which it is done or presented, which often shows the attitudes of the people involved.

不可算名詞: If people or places have style, they are smart and elegant.
Ex. Bournemouth, you have to admit, has style...
Both love doing things in style...
She had lost her grace and style.

ご質問の文章では可算名詞のstyleはいらないが不可算名詞のstytleを持つようにしてほしい、と言うことのようです。ですからおっしゃるように「様式」と「気品」がかなり近いと思います。但しクラシック音楽で様式と言うとどうしてもバロック、古典、ロマンと言った様式のことに意味が限定される可能性が高いので避けたいと思います。

意味の理解のほかにこれを日本語でどう表現するかも難しい所ですが、
特定の型にはまらずに、気品を持って
あたりはどうでしょうか。また、カタカナ語は個人的には避けたいのですが、原文を生かすには
ひとつのスタイルにはまらずに、スタイリッシュに演奏してほしい
なんかも有りうると思います。



Peer comment(s):

agree michiko tsum (X)
3 hrs
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4 KudoZ points awarded for this answer. Comment: "ありがとうございます!他の方々からの意見も大変参考になりましたが、カタカナ語の「スタイルにはまらず、スタイリッシュに」というのはニュアンスが一番近い気もします。"
1 hr
English term (edited): a style vs "style"

(流行する)一つのスタイル vs 風雅さ、独自性

What you really want to translate is the difference between the ?a style" and "style" is it not?
I think "a style" is changeable, trendy style, while "to have style" is 'being stylistic" "being classy" or "having its own style" to my understanding.
So I would translate "I want you to have style not a style" as "流行にとらわれたスタイルでなく、独自の風雅さをもってほしい。”

こんなところではないでしょうか。
Note from asker:
Yes, as you suggest my concern was how to translate the difference between "a style" and "style". Thank you very much for positing!
Something went wrong...
+2
4 hrs

誰かのコピーではない、独自のスタイル

クラシックってことやから、言ってみれば自分たちで作詞作曲したオリジナルではなくて、誰かの曲を「コピー(っていうかカバー(?!)」してるわけでしょ?それやったら、他のオーケストラでは出されへん音とかリズム感とかエッジとか(クラシックに関係あるかは不明)、そんなんをひっくるめた独自性みたいなもんを「スタイル」って言葉で表現してるような気がするんですけど・・・考えすぎ?!
Peer comment(s):

agree bigcat : 音色とかリズム感、旋律のうたわせかた、アンサンブルの精緻さとか
47 mins
ありがとうございます!
agree snowiee (X)
17 hrs
ありがとうございます!おひさしぶりですね~。
Something went wrong...
8 hrs

風格

If it is not "a style" but "style", then it is some kind of quality of being original. So "独自性" works in this context. But as you guessed, "気品" might add a hint of being "elegance".

"風格" might be a good one to convey both meanings. See (2) below (from 明鏡国語辞典)
ふう‐かく [風格]
[名]
①その人の容姿・言動・態度などに現れ出る品格。 「王者の―がそなわる」
②独特の味わい。おもむき。 「―のある字」


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36 mins

形式と個性

It is difficult to precisely find out what "he" wanted his orchestra to have from the text. However, it can be suggested that "a style" in this case, i.e., used for an orchestra, means one of various kinds of styles, such as American style, 鹿鳴館スタイル, salon style (meaning 形式、型), while "style" seems to mean 表現様式(形式)、流儀, etc., i.e., individuality.

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Note added at 1 day4 hrs (2008-10-21 11:23:41 GMT)
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ウォルター・レッグ氏はEMIのディレクターですね?
以下のサイトのようにレッグ氏の名言として「独自のスタイルを備えなければならないが、「唯一の」スタイルであってはならない」と訳されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウォルター・レッグ
http://www.wakuwakudo.net/book/cl_essay_ka.html#kisekinohoru...
Note from asker:
Thank you so much for posting!
わざわざお調べいただき、ありがとうございました!
Peer comment(s):

neutral Minoru Kuwahara : 訳の問題とは別に、なるほど、リンクにはそうあるようですね。「独自のスタイルを備えるべきだが「唯一の」スタイルであってはならない」とはどういうことなのでしょうか。正確に知るにはちょっと背景を知る必要があるようですね。‐
1 day 4 hrs
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+1
3 days 7 hrs

亜流の演奏スタイルではなく、このオーケストラ独自のスタイルを持つ

今頃すみません。やっと拝見したのでコメントします。
変なたとえかもしれませんが、美空ひばりはどんな歌を唄っても「ひばり節」になるし、サザンもやっぱりサザンの歌にしか聞こえませんが、オーケストラもそうならなければならない、と言っているのだと思います。
オーケストラの音色、響き、などなどの要素を積み上げて、そのオーケストラにしかできない音楽を演奏すべきだ、という意味ではないですか。
これは私の三十有余年に亘る合唱経験から感じたことです。
Peer comment(s):

agree Minoru Kuwahara : "亜流" ということであるのかは分かりませんが、私も実は "独自のスタイルを持つ" ということなのではないかと思うのですよ。ただ文脈からすると、このスタイルの背景には様々な解釈が成り立つのではないかとも思えます。例えばどんな曲でもどんな指揮者やソリストを迎えても "個性" を持った録音できるオーケストラを想定したというのも一つの解釈です。合唱団もオケもソリストもポップス歌手もその個性は一つの魅力ですね。‐
21 hrs
コメントありがとうございます。"a style"だから"亜流" などと。いえいえ"a”には“ same”の意味があるからこの訳語を選びました。
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