GLOSSARY ENTRY (DERIVED FROM QUESTION BELOW) | ||||||
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14:02 Apr 29, 2008 |
English to Japanese translations [Non-PRO] Art/Literary - Poetry & Literature | |||||||
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| Selected response from: RieM United States Local time: 13:54 | ||||||
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Summary of answers provided | ||||
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4 | 無傷に保たれた精悍さ |
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3 | 質実剛健な風格(造り) |
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3 | どっしりと揺らぐことのない |
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Discussion entries: 4 | |
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質実剛健な風格(造り) Explanation: muscular からは、どっしりとした、がっしりとした、ずっしりとした、たくましい、引き締まった、粗にして卑にあらず... と色々な言葉が浮かびます。"years of integrity" というフレーズは、「長年真心をめて」とか、「xxx一筋」、「xxx年間変わらぬ姿勢を貫いてまいりました」「誠実さを保ってきた」という意味で使われたりします。ここでは、年月を経ても朽ちることのない、素朴で質実剛健な風格、またはその風格が形となったもの、という意味ではないでしょうか。 質実剛健の説明はこちらです。他の四字熟語の方がぴったりくるかもしれません。 http://sanabo.com/words/archives/2002/05/post_475.html Integrity については、非常にいいことを書いていらっしゃる方がいましたので、コピーさせてもらいました。 http://ms.mitsue.co.jp/ 最近気になる「インテグリティ」という言葉 インテグリティ(integrity)という単語が、いろいろなマネジメントシステムに登場します。 情報セキュリティでは「完全性」という意味で使われ、品質マネジメントでは、トップマネジメントへの要求事項のひとつとして「品質マネジメントシステムの変更が計画され、実施する際には”完全に整っている状態”(integrity)であることを確実にせよ」とあります(5.4.2項)。 「完全性」という意味で理解し、長い間あまり深く考えずに放っておいた単語なのですが、最近になってこの単語を目にする機会が増え、どういう意味を持つのか調べてみました。東海大学教授の田草川弘氏によると インテグリティとは、いかなる権力や圧力にも諂(へつら)わず屈しない道義心の堅固さ、この人ならばと人格的に全幅の信頼を集める内面的な強靱さ、したたかさ、行動力と実績を意味する。 これは道義的原理や責務に忠実であることを意味する名誉や体面(オーナー)とも少々違うし、虚偽や欺瞞(ぎまん)がないことを意味する正直さ(オネスティ)だけではないし、私欲や一切のやましさがないことを示す誠意(シンセリティ)とも同じではない。 ~中略~ インテグリティには決定的な日本語の訳語はない。それぞれの文脈により、さまざまな言葉が使われている。高潔、廉直、廉潔、清廉、気骨、真心、大勇、至誠、忠義、忠誠、至誠、至直、剛直、律儀、潔白など。訳者の苦労が痛いほど伝わってくる。そのすべてをかみしめた上で、筆者はインテグリティという英語を日本語では節操、矜持(きょうじ)、あるいは筋を通す強さと表現することが多い。 とあり、「完全性」という訳語からは程遠い意味を本来持つ、高邁な単語だということを知りました。なんとなく武士道や侍のにおいがします。この単語は今後CSR関連のキーワードとして流行するのではないでしょうか。 **** 本当に、integrity って一言で訳すのは難しいです。 -------------------------------------------------- Note added at 6 hrs (2008-04-29 20:42:36 GMT) -------------------------------------------------- 関係ないんですが、"virtue seems to have been laid bare by years of *muscular integrity*, " と読んだときに、実家がある奈良の東大寺南大門の、金剛力士像を思い出しました。まさしく筋肉ムキムキで、でも2本足で立っていますけど。 |
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無傷に保たれた精悍さ Explanation: Integrity とは確かに非常に英語的な表現で、日本語にはぴったりしたものがありませんね。私も「誠実さ」などと訳したこともありますが、これは無難に逃げたかったためです。 この言葉は秤が平衡を保っている状態を考えればいいとどこかで教わりました(相手は日本人ではありません)。 つまり秤がどちらにも傾かないでいる状態。 この状態を保つのは、人間として容易なことではないということです。プリンシプルを保つということのようです。だから中立を保つということとは違うのです。 ここではintegrityを無傷に保たれたとし、muscularを精悍さとして見ました。 というのはscrubbed board tables, grained and knotted, といっていますからかなり粗野な外観だと思います。それは「精悍さ」という言葉で表してみたくなりました。 「精悍な女性」なんて聴いたことないでしょ?だからこれはmuscular同様、男性の特性ですよね。それが無傷にそこに、どちらにも偏らないであるということのようです。 ご参考までに。 |
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どっしりと揺らぐことのない Explanation: 基本的にはRieさんの詳しい裏づけから来る解釈に賛成です。私の訳は、もしこのキッチンテーブルの風格を、ラムジーの仕事の仕方の比喩として用いた訳につなげていく場合に、つなぎやすいかもしれないな、と思った「さらに意訳」といった感じでしょうか。 Integrityのイメージとして、おっしゃるとおり侍や筋骨隆々の像のように、風雨にさらされても、反対勢力にあっても、自分の通した筋を曲げない、というような感じでとらえてみました。ご参考までに。 |
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